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アトピーとかゆみの関係

西洋医学と東洋医学(経絡治療)の観点から

アトピー性皮膚炎で最もつらい症状の一つが、強いかゆみです。

かゆみが続くと無意識に皮膚を掻いてしまい、皮膚が傷つき、炎症が強くなり、さらにかゆみが増すという悪循環が起こります。

この状態は

かゆみ → 掻く → 炎症 → さらにかゆみ

という流れを繰り返し、

かゆみ掻破(そうは)サイクル

と呼ばれています。

アトピーのかゆみは単なる皮膚の乾燥だけではなく、

  • 皮膚のバリア機能

  • 免疫の働き

  • 神経の過敏

  • 自律神経の乱れ

など、さまざまな要因が関係しています。

 

ここではアトピーとかゆみの関係を
西洋医学と東洋医学(経絡治療)の観点から説明します。

西洋医学からみたアトピーとかゆみ

西洋医学では、アトピー性皮膚炎は

皮膚のバリア機能の低下と免疫反応

が関係すると考えられています。

皮膚の表面には角質層があり、

  • 外からの刺激を防ぐ

  • 水分を保つ

という役割があります。

しかしアトピー性皮膚炎ではこのバリア機能が弱くなっているため、

  • 乾燥

  • ダニ

  • ハウスダスト

  • 衣類の摩擦

などの刺激が皮膚に入りやすくなります。

その結果、皮膚に炎症が起こり、かゆみが生じます。

 

また炎症が続くと、かゆみを感じる神経が敏感になり、少しの刺激でもかゆみを感じやすくなります。

かゆみを引き起こす物質

アトピーのかゆみには、体内で作られる様々な物質が関係しています。

代表的なものが

ヒスタミン

です。

ヒスタミンはアレルギー反応の際に分泌され、かゆみを引き起こします。

しかし近年の研究では、アトピーのかゆみはヒスタミンだけではなく、

  • サイトカイン

  • 神経ペプチド

なども関係していることが分かってきています。

そのためアトピーのかゆみは

  • 強く出やすい

  • 長く続きやすい

という特徴があります。

神経の過敏によるかゆみ

アトピーでは、炎症が長く続くことで

かゆみを感じる神経が増える

ことが知られています。

さらに神経が皮膚の表面近くまで伸びてくるため、

  • 乾燥

  • 衣類の摩擦

といったわずかな刺激でも、かゆみを感じやすくなります。

この状態は

神経過敏

と呼ばれています。

自律神経とかゆみ

アトピーのかゆみは 自律神経とも深く関係しています。

例えば、

  • 夜になるとかゆみが強くなる

  • ストレスで悪化する

  • 疲れるとかゆくなる

といった特徴があります。

これは、

  • 血流の増加

  • 体温の変化

  • 神経の働き

などが関係すると考えられています。

経絡治療からみたアトピー

経絡治療では、アトピー性皮膚炎を単に皮膚だけの問題として捉えるのではなく、身体全体の働きのバランスが乱れることで起こる症状と考えます。

皮膚は体の表面に現れる部分ですが、その状態は

  • 内臓の働き

  • 血流

  • 体液の巡り

  • 自律神経

など、身体の内部の状態と深く関係しています。

 

そのため経絡治療では、湿疹やかゆみといった表面の症状だけを見るのではなく、身体全体の状態を診て体質を判断することを大切にします。

証(しょう)とは

経絡治療では、まずその人の体質を示す

証(しょう)

を立てます。

証とは、その人の体のバランスの中で、中心となって弱くなっている働きを示すものです。

人の体にはそれぞれ体質的な傾向があり、その偏りが長く続くことで様々な症状が現れます。

 

そのため経絡治療では、脈やお腹の状態、皮膚の状態、体調などを総合的に判断し、その人の証を見極めていきます。

四つの基本的な体質

経絡治療では、本証は主に次の四つの体質として考えます。

  • 肺虚証

  • 脾虚証

  • 肝虚証

  • 腎虚証

これらは身体の働きの中心となるバランスを示しています。

 

アトピー性皮膚炎の場合も、このどれかの体質の偏りが関係していることが多いと考えられます。

肺虚証

東洋医学では

「肺は皮毛を主る」

とされ、肺の働きは皮膚や体表の状態と深く関係すると考えます。

肺の働きが弱くなると

  • 皮膚の潤いが不足する

  • 皮膚の防御力が低下する

  • 外からの刺激に敏感になる

といった状態になりやすくなります。

そのため

  • 皮膚の乾燥

  • かさつき

  • 外的刺激によるかゆみ

などが起こりやすくなります。

また、花粉症やアレルギー体質などが見られる場合もあります。

脾虚症

脾は

  • 消化吸収

  • 栄養の生成

  • 水分代謝

などに関係すると考えられています。

脾の働きが弱くなると、体内の水分の巡りが悪くなり、

  • 湿疹

  • 赤み

  • 浸出液

  • 皮膚のベタつき

などの症状が出やすくなります。

また、

  • 胃腸が弱い

  • 疲れやすい

  • 食後にだるくなる

といった体質傾向が見られることもあります

肝虚証

肝は

  • 血を蔵す

  • 気の巡りを調整する

働きがあると考えられています。

肝の働きが弱くなると

  • 血の巡りが悪くなる

  • 皮膚の栄養が不足する

といった状態になりやすくなります。

その結果

  • 乾燥しやすい皮膚

  • 夜に強くなるかゆみ

  • ストレスによる悪化

などの症状が見られることがあります。

また、精神的な緊張や疲労で症状が変化しやすい特徴もあります。

腎虚証

腎は

  • 生命力

  • 成長

  • 回復力

と関係すると考えられています。

腎の働きが弱くなると

  • 皮膚の回復力が低下する

  • 症状が慢性化する

といった状態になりやすくなります。

長年続くアトピーや、体質的に皮膚が弱い方では、この体質が関係していることがあります。

経絡治療の診察

経絡治療では、体質を判断するために

  • 脈の状態

  • お腹の状態

  • 皮膚の状態

  • 全身の体調

などを総合的に確認します。

 

特に脈の状態は重要で、脈の強さや深さ、動きなどから身体のバランスを判断していきます。

経絡治療の施術

体質が判断できたら、本証に基づいて経絡のバランスを整えていきます。

経絡とは、身体の中を巡るエネルギーの通り道と考えられています。

この流れが整うことで

  • 皮膚の回復力

  • 血流

  • 自律神経

 

などが整い、身体が本来の状態へ戻ろうとする働きが高まります。

経絡治療の特徴

経絡治療では、強い刺激で症状を抑えるのではなく、

身体のバランスを整えることで自然な回復力を高める

ことを目的としています。

そのため、症状のある部分だけではなく、身体全体を整える施術を行います。

まとめ

アトピー性皮膚炎は皮膚の症状ですが、東洋医学では身体全体のバランスの乱れが関係すると考えます。

経絡治療では

  • 肺虚証

  • 脾虚証

  • 肝虚証

  • 腎虚証

といった体質を判断し、その体質に合わせて身体全体のバランスを整えていきます。

 

その結果、皮膚の回復力や体の働きが整い、症状の改善を目指します。

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